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ハイブリッド化による分子複合材料

有機-無機ポリマーハイブリッドの合成

私たちの研究室では、プラスチックでもないガラスでもない、その中間に位置するポリマーハイブリッドと呼ばれる材料の合成法の研究をおこなっています。 プラスチックやガラスはそれぞれ基本になる分子が集合することによって、一つの素材となっていますが、我々はその構成単位をゾル-ゲル法と呼ばれるガラスを合成する手法の一つを用い、分子のレベル(ナノレベル)で均一に混ぜることでポリマーハイブリッドを合成しています。 また最近我々は、ナノサイズのユニークなカゴ型構造を有するシルセスキオキサンを無機成分とし、有機ポリマーと混ぜ合わせることで、新規有機-無機ポリマーハイブリッドを合成することに成功しました。

金属ナノ粒子の合成と組織化

ナノ金属粒子の物性は、通常我々が手にする金属とは異なる挙動を示すことが知られており、近年非常に注目をあびています。我々は有機ポリマーと金属との相互作用を高度に制御し、粒径のそろった金属微粒子をナノメートルのオーダーで任意の形状に組織化することに成功しました。 このようにして得られた金属微粒子はナノ導線・高活性金属触媒・光反応触媒としての応用が期待されます。

炭酸カルシウムの結晶化制御

自然界において、貝殻や骨などは微量の酸性タンパク質によってその結晶構造が制御されており、優れた機械的強度を有する有機-無機複合材料です。我々はこのような複合材料の創製を目的に、有機成分として例えばデンドリマーを用いた無機物(炭酸カルシウム)の結晶構造制御をおこなっています。